器よりも中身、グラスにはこだわらない、そもそも日本酒ってよくわからないーー。そんな方はお気に入りのグラスを見つけて日本酒を味わってみませんか。フォルムやシルエット、独特の輝きからピンとくるグラスを見つけたら、それがあなたの「マイグラス」。お好みの日本酒を注いで味わえば、日本酒の個性や食事との相性の良さを深く強く体感できるはず。気がつけばあなたと日本酒との距離はぐっと縮まっているでしょう。
日本の食は本来、中身や種類、シチュエーションに合わせて器を変えながら、味、盛り付け、匂い、食感を同時に楽しむ文化です。私たちは、器の色やフォルム、大きさ、手触りとともに料理を楽しみ、味や匂いを堪能してきました。器は料理の良さを活かす、これ以上ない良きパートナー。食べるもの、飲むものによって器を変え、両者の相乗効果を楽しむことは私たち日本人の根底にある記憶の一つであり、脈々と流れている価値観です。
純米酒、大吟醸酒、本醸造酒、古酒。日本酒の個性は千差万別です。ワインを飲むときに、ブドウの産地や品種ごとにグラスを変えるように、日本酒も多彩な個性に合わせてグラスを選んでみましょう。1人で飲みたいとき、気のおけない友人とサシで飲むとき、カップルで楽しむとき、大勢で盛り上がるとき。シーンや気分に合わせてグラスを使い分けてみましょう。日々の暮らしが少し豊かに上質に、そして楽しく変わっていきます。
ワインの世界には、「ワインと相性の良い食材や料理との組み合わせ」を意味する「ペアリング」という言葉があります。「ペアリング」とはワインを美味しく飲む行為そのもの。でも、私たちはこう考えます。グラスと日本酒、グラスと料理、グラスと空間。そうしたペアリングを考えることが、日本酒の魅力を最大限に引き出すのだと。「グラス+α」のペアリングを楽しみつつ、日本酒を味わう時間と空間をまるごと愛しんでください。
グラス選びはけっして難しくありません。日本酒をもっと身近に感じてもらいたい、気軽に飲んでもらいたい、ライフスタイルに合わせてグラスを選んでもらいたい。そのために、私たちは5つのキーワードを考えました。1.飲む姿まで美しい、2.日本酒をクールに爽やかに演出する、3.日本酒の伝統に触れられる、4.日常をハッピーにする、5.しっとりじっくりと日本酒を味わえる。さあ、あなたの琴線に触れるキーワードはどれですか。
グラスを変えると、日々の暮らしがうんと楽しくなります。でも、グラス選びにタブーはありません。制約もありません。気分、感性、直感、雰囲気。どんな動機であっても構いません。あなたが選んだグラスこそが運命のグラス。日本酒の美味しさをぐんと増し、日本酒を飲む時間をより充実させ、日本酒を飲むシーンをあなたらしく魅力的に演出する。それが、KIMOTO GLASS TOKYOの「サケグラスセレクション」です。